第11話「はしご酒」編集後記





はいどうもディレクターのNonsence-Izawaことイザワです!

このコーナーはメインパーソナリティーGJ.BEE-Sasakiが担当するという

暗黙のルールでいままでやってきましたが、

よくよく考えたら「編集後記」なんだから編集している私にも書く権利があるだろうということで

今回だけ私イザワがきまぐれで書かせていただきます。



なぜ筆不精オブザイヤーの私がキーボードをペチペチしているかといいますと、

ご存知のとおり、この第11話からサイトも動画も全面的にリニューアルしたからでありまして、

この改変にいたるまでどれだけめんどくさかった苦労したかというのを

皆様にも存分にご案内したいからであります。



そもそもこの酔作テレビ、公式サイトはウェブに明るい(というか本職)ナリヒコが

仕事そっちのけで作ったからこそのクオリティだったわけですが、

メインの動画制作に関しては100%素人の三人が2010年の秋に

「これからは動画コンテンツだ!」と急に思い立ち、

取り合えず安いからの一点張りで購入した激安ポケットムービーカムと、

編集もとりあえずできればいいやとWindowsマシンにおまけでついてくるあのソフトで

ただひたすら手探りで制作してきました。



それでもどんどん回が進むごとに、「酒が飲めて思い出が残る」という

まったくもって都合のいい大義名分の酔作活動の面白さにハマり、

これはある程度お金かけちゃってもいいんじゃないか、という結論に

酔作開始から約半年の2011年の春にビデオカメラ、パソコン、編集ソフトを購入、

更に心機一転いうことでこの度サイトもリニューアル!となった次第です。



…あれ?と思われた方も多いかと思われます。機材を一新したの去年の春でしょと。

それはですね、素人がゆえの「楽しいロケの回数に対して手間のかかる編集が追いつかない現象」に陥ってしまい、

昨年4月のネタが一年後ようやくアップとなりました。



というのも、1シーズンともいえる第10話までは昨年秋に完結したにもかかわらず、

あちこち気に入らないからとすべて最初から再編集したり(実はこれが一番手間でした)、

新しい編集環境になってできることと覚えなくてはいけないことが増えすぎて超困惑、

そもそもこのソフトの利用者など知り合いに誰一人おらず、

ネットでいまさら恥ずかしくて聞けないような専門用語を調べながらという、

若干気が狂いそうな研修期間がありまして、気がついたらこんなにのんびりなリリースとなったわけです。

つまりは、そうですワタクスが不器用で変なおじさんなんです。



で、せっかくリニューアルするならやはり目新たしいモノが欲しいぞとなりまして、

でも内容は相も変わらずのグダグダ酩酊おじさん映像だし、

ならばせめてオープニングをド派手にいきたいということで

スペシャルゲストにあの「汚声の達人」ことミュージシャンのEnjo-Gさんに掛け声をお願いしました!



Enjo-Gさんは数年前からとあるイベントがきっかけで毎年夏にミュージシャンのBUBLE-Bさん、m1dyさんと

米沢に遊びにきていただいているのですが、昨年の夏に居酒屋「すすき野」にレコーダーを持ち込み

恐れ多くもお二人のプロデュースの元、酔作コールの生録音が実現しました!



このEnjo-Gボイスが我々のテーマ曲とコラボされ、米沢の超ディープな飲み屋横丁「あけぼの小路」の映像と、

なぜか最後に花火がドーンという訳のわからなさ!

おかげさまで最高にバカバカしいオープニングができました。

尚、このレコーディングの模様は第15話にてお三方をゲストにお送りします!乞うご期待!



そしてさらに番組のスタート、車窓風景を飾る挿入曲としてニューアルバム「ALCOHOLIC TUNES」も発売したばかり、

日本が誇るダンスミュージックレーベルLBTのパリッコさんの隠れた名曲「杉切り節」が!



この「杉切り節」という曲、ネタがネタだけに酔作テレビという番組名に

この曲が合わないわけがないだろうと思っていたのですが

実際に映像と合わせてみると、これから飲み屋に向かうぞという高揚感をばっちりと盛り上げてくれるような

抜群のチョイスとなりました。



この楽曲の素晴らしさはもちろんですが、パリッコさんといえば酒好きが高じて酒場系ライターとしても

活躍されており、ピコピコカルチャージャパンという人気コラムサイトの「大衆酒場ベスト1000」では

パリッコさんの独自でユニークな切り口で安くて美味い、そして味わい深い居酒屋情報が満載という

恐れずに言えば活字版酔作テレビのような連載もされておるのです。



そんな経緯もあってパリッコさんとは我々とスタイルが近いんじゃないかと勝手に親近感を抱き、

思い切ってお願いしてみたところ、ありがたいことに快く快諾していただきました。

更にパリッコさんは酔作を晩酌のお供としてよく見ていただいているようで

(これまた理想的な酔作視聴スタイル)、ご自身のブログでこんな感涙もののエントリー

書いていただいたりしてもう頭が上がりません。

いずれ何らかの形で酔作テレビにも出演していただきたいです!



と、このように我々にはもったいないほどの今をときめくクリエイターの皆さんのご協力もあり、

最新作が堂々オンエアとなりました!

第11話はリニューアルに相応しい高畠町で開催した地味だけど風流な花見二人会と、

山形市七日町にある老舗の多い歓楽街「花小路飲食店街」の年に一度のお祭り

「ドリンクテーリング」の模様をお送りしました。



昨年は東日本大震災という山形県内にも甚大な経済的被害をもたらし、

花小路飲食店街も自粛ムードなどで大変な時期であったわけですが、

それでも普段以上にの活気のあふれる繁華街の賑わいで迎えていただき、

東北を復興しようという意気込みがこちらにも伝わる素晴らしい酔作活動となりました。



でまあ、一晩で8軒という普段ではありえないはしご本数で

どのお店もとても短い滞在時間となりましたので、

いずれまたじっくりとお邪魔したいなと思いました。だってどこもハズレなしなんだもん。



そんなことで結果はどうあれ渾身の第十一話、マッタリとお楽しみいただけたらと思います。

長文にお付き合いいただきありがとうございました。

次回からは文豪ササキが晩酌しながらいつものようにさらっと書いたエッセイに戻ります。

それではまた!



Nonsence-Izawa



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酒Tシャツを来て呑みに出かけよう!少なくとも俺は着ていく!


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